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前回ツーリング中、GSX250L アメザリが故障するトラブルに見舞われてしまいました。
この現象は合計5回目で、もういい加減根本原因を絶たなくてはと、重い腰を上げてました。といってもやることは単純です。
- タンクを降ろす
- ガソリンを勿体ないので、車に移す (要注意)
- 錆取り剤を入れる
- 乾燥
- 元に戻す
重い作業に水作業が多かったのでほとんど写真がありませんが、作業中の注意点などを図説したいと思います。
ガソリンを移す
本来は錆にまみれたガソリンなんて廃棄したいのですが、勿体ないし危険物だし、ドブに流すは違法です。メリットが何一つ無いので、他の乗り物 (今回は愛車C332R) に投入します。絶対何かしらの濾紙やフィルターを通しましょう。
私の場合は以下の通りペイントストレーナーが手元にあったのでこれを利用しました。
まぁコーヒーの濾紙でもいいですね。
こうして
こうすれば二重ろ過できるので、万全ですし、バケツに混入した錆が入らないようにできます。
ポンプで吸い上げている時からかなりの量の錆が出てきました。これは自宅で抽出した、最後の最後に出てきたガソリンです。
タンクの底のほうとは言え、ガソリン:錆 の割合が 8.5:1.5 は合ったんじゃないかと予想しています。
タンクの錆除去
タンク内部の錆除去は簡単です。錆取り剤は花坂Gが有名ですが、私は花坂G高いのでAZの製品を使っています。
これを浴槽に浮かべて追いだきを繰り返すこと2日
錆取り剤は、無色透明の状態から、錆に反応して青っぽい液体に変わります。一番最初に流した時は無色透明のままでしたが、途中からかなり青みがかった色に変色していました。
以前錆取りしたCBX125Fのタンクに関しては
この状態から地の鉄まで出せたので、このAZの錆取り剤は結構優秀です。この時の液体を保管しておいて、今回のアメザリに使用しましたが、無事全ての錆を落とすことが出来ました。
これでもうキャブレターが定期的に詰まる故障から解決です!!!! (もっと早くやっとけって話ですねw)