記事が役立ったら下部でご評価を!
ホイール塗装完了しました!材料の塗料についてはこちらの記事で紹介しています。
完成画像
もちろん塗る前は下の画像の通り、リム部分~ディスク面に足付けをしてしっかり下処理をしています。よーく見れば分かりますが、無数の傷がディスク面についています。また、リム部分に関してはアルミのメッキ剥がれが起きていたため、グラインダーで削りましたww
塗装の下処理は調べれば分かりますが、基本的には
- 800番のペーパーで塗装をする面に対して縦方向横方向に傷を付ける
- 細かい研ぎ粉を綺麗に清掃
- 脱脂
で塗装してOKです。それぞれの意味はザックリ補足すると、
- 800番のペーパーで塗装をする面に対して縦方向横方向に傷を付ける
- =>塗装面積を増やす (平らな面よりデコボコした面だと塗装面積が増えるんです!!)
- 細かい研ぎ粉を綺麗に清掃
- =>後ほど余計な塗装剥がれや、デコボコ塗装にならないために必須です。
- 脱脂
- =>脂が付いていると塗装が剥がれます (母体に塗料が密着しない) 。
という意味合いがあります。長い目で見て、塗装不良を起こさないためには大事な下処理の手順です。ここをサボって先を急ぐといわゆる素人塗装の領域から脱せられないですww それでも、ここは出来る人出来ない人がいるので、細かい作業を気長に出来るか出来ないかの性格ですね~。
そして、いざ塗装ですね!
今回はホイール塗装なので、塗膜が強靭なウレタン塗料を使っています。なので、ベース塗料、希釈シンナー、硬化剤を100:100:10の割合で調合します。
ぱっと見は綺麗ですが、下処理が甘いせいで、ゴツゴツ肌が出てしまっています。それが下の画像です。
これはリムのベースが悪くなっていたのですが、そこを研磨しきれなかったのが原因です。ここで面が出ていれば、このような仕上がりにはなっていないのです。また、デコボコしていたのも確かですが、もう一つ要因があります。
ご覧の通り、リム部分の下地の色がまばらです。これが上塗りの表現にも影響が出る原因になります。だから、プラサフと呼ばれる下地塗料を隠蔽するために吹いたりします。
脇道に逸れますが、プラサフは様々な効果があります。スプレーパテという使い方もあり、要約すると以下の3つの効果があります。
- 下地塗料の隠蔽
- 細かい小さな傷を埋める
- 下地と上塗り塗料との密着性を高める
そしてプラサフはグレーとホワイトの2色が用意され、基本的にはグレーを使うことが一般的です。下地にホワイトを使うと、上塗り塗料の発色が非常に明るくなるため、ここは好みがというよりはあまりホワイトは単純に使われません。と、まぁプラサフについて簡単に語りましたww 基本的にプラサフを使うことがあればグレーを選択すればOKです。
工具紹介
今回以下の工具を使って塗装をした結果、下の画像の通り完了しました。
据え置き型として設置してこうなりましたww 全塗装に備えて、コンプレッサーは2基がけという贅沢っぷりです。DIYレベルではマジで完全オーバースペックでしたww
このコンプレッサーは本当に静かです。しかも何が良いって、タンクサイズが8Lなのにコンプレッサー本体は30Lのタンクを蓄えられるぐらいパワーのあるコンプレッサーです。 だから、ガンガン使っても2基がけだとすぐにエアーが満タンになります (8L*2にサブタンク38Lで54L) 。だからやっぱりオーバースペック。
乗用車の全塗装レベルでも、コンプレッサーセットは以下で十分です (タンク容量が違います) 。これから3ナンバーフルサイズセダン辺りの面積の車を全塗装する方、マジで参考にすると私みたいに無駄金使わなくて済みますよ(このまま下のリンクで揃えれば、2019年6月現在では一番安価に揃えらるでしょう)。
サブタンクと合わせて58Lも使えるので、普通にこれで間に合います。そしてかなり静かですが、もちろんピストン運動のため振動はあります。アパート、マンション住まいなら下に防振ゴムめっちゃ引けば、深夜の家の中でもワンちゃんいけます。
さて、塗装をするなら、もう少し細かい材料を揃える必要があります。それでもメジャーなものなので、これ以外に必要な物は適宜買いましょう (計量類やガスマスク、ろ過紙など細かいのは意外とたくさんあります)。
はい、これで乗用車の全塗装する工具が一気に揃います!! 合計で4万前後あれば何とかいけるでしょう。
あとはエアツールに必須なワンタッチカプラーは必要に応じて揃えてくださいね!この下のリンクだけは参考ですので、とりあえずで買うのはやめてくださいww (購入はアリーエクスプレスがおすすめ)
基本的には、ネジサイズとオスメスで買えばOKです。個人的にはネジの形はテーパーが好ましいです。
アリーエクスプレスなら爆安。テーパーネジを選んでおけば、エアホースからのエア漏れも起きません (4年使用)。
てか、書きながら気がついたのですが、私が買ったこのコンプレッサー、今や楽天で1位ですね。実は自慢ですが、私が購入した当初はまだ出たばっかりで予約待ちでしたね~。いや、ここのメーカー凄い良いところついてるんですよね。30Lを余裕でカバー出来るコンプレッサーに、小さいタンク (8L) っていう組み合わせが今までのマーケットに無いんですよ。しかもそれが比較的安価なので良いポジショニングされていると思います(上からww)。