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今日は点火プラグのメンテナンスについてお話します。
車やバイクは良く言われていますが、消耗品の塊りです。身近で良く消耗するのはエンジンオイルじゃないですか?そうするとその次はオイルフィルターですかね?そして次はタイヤ、ブレーキ、各部振動や衝撃の緩和に使われるゴムブッシュ、サスペンション、ミッション、エンジンと多岐に渡る部品が使われます。最近だとEV (電気) 自動車やハイブリット自動車でモーターもありますね。
点火プラグ (スパークプラグ) とは
これはエンジンで使われる部品で、重要度大の部品になります。よくエンジンが調子よく動くのに、
- 良い圧縮
- 良い燃料
- 良い点火
の3大原則があります。3大原則についてはこちらのURLが分かりやすく解説しています。【 https://carlifeanddiy.com/2018/05/29/gasoleneengine-3element/】 点火プラグはこの中では【良い点火】を担っています。 (ちなみに、前項のキャブレターが良い燃料を担っています)上記の写真はバイクの点火プラグを交換した時の写真で、左側がかなり消耗しているのが分かります。
これがもたらすデメリットは出力の低下 = 燃費の悪化です。それだけではなく、未燃焼ガスの増加によるカーボンの体積や有害ガスの増加 (未燃焼ガス) などいろいろと不都合を量産しますww
プラグには種類があり、その中に番手がありますが、スポーツ走行をしない限り気にすることではありません。日常使いであればメーカー指定の物 (ないしは互換品) で充分です。
後は裏技で、ネジのサイズが合うプラグでメーカー指定では無い長さが少し長いプラグを使うことが出来ます。これを使ってほんの少しのパワーアップが目論めます。ただし、異常燃焼やピストンとの衝突などに注意が必要なので、お手軽簡単に出来るカスタムではありますが、安易にやることは総合的に考えてかなりお勧め出来ません。
プラグの外し方
プラグの外し方は車種=エンジンによって様々です。そして気筒数が増えるほどプラグが増えます。まだ、デュアルスパークとかいう面倒なシステムで多気筒だと死にますww (12気筒だと24個のプラグになります)。プラグを外すには基本的には以下の工具が必要です。
なお、車の場合は、このタイプのプラグレンチはほぼ必須です。なぜなら、プラグが手 (指も) の届かない場所にあるためです。プラグレンチソケットは、内部にプラグと同じ形をしたゴムが仕組まれていて、このゴムが滑り止めとして働きます。そうすると完全に緩まったプラグが、ソケットに一緒についてきます。これはゴムに挟まれたプラグが抜けなくなったためにそのように取れるのです。しかし、長年の固着してしまったプラグの場合は上記で紹介した工具のソケット部分を下記のエクステンションバーで延長してラチェットレンチで使わないと緩まないですw
はい、どこかの記事でも良く貼ってるやつですww プラグ交換を実践しようとしている方はある程度工具が揃ってるかと思いますが、もしまだな方はプラグ交換するぐらいだったら、マジでこれぐらいのセットは買いましょう。バイクはタンク降ろしたり何かしら部品外しますし、車はヘッドカバーからイグニッションコイルと呼ばれる部品を外したりと、多少の部品を取り外します。何が必要になるか車種よっても変わるので、転ばぬ先の杖ですよw