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前回の純正マフラー加工が、音も見た目も気に食わなかったので、またマフラーを変更することにしましたw
XV1600 ロードスターの良さについては、客観的に調査しとことがあるので、ご興味ある方は以下の調査をご覧ください!
さて、前回純正マフラーを加工したXV1600 ロードスターですが、音もさることながらマフラーの外観もあまり気に入りません。
見ての通り、マフラーがデカ過ぎるんですよね。
やっぱりFLSTCのスタイリッシュなマフラーのの外観に近づけたいなと思い、ハーレーの純正マフラーを送料込み、1500円で入手したので、これをベースに流用していきます。
目次
FLSTCのマフラーを流用の全体像
XV1600 ロードスターより、どちらかとFLSTCよりになったかな??うん、カッコいい。
XV1600の純正マフラーステーの構造上とシンプルな作りにする上で、マフラー本体にステーを生やす方法を採用しました。ちょっと作りが雑だったので、上下のマフラーが平行になっていないのは気づいていますw
流用のための加工 (ブラケット周り)
さて、流用方法について解説していきます。前提として
- ハーレー全般 (FLSTC含む) の純正マフラーはマフラーが独立してマウントされている
- XV1600はマフラーが一体化してマウントされている
という条件です。
以下はXV1600の純正マフラーです。
連結管とステーにマウントするブラケットで、2本のマフラーが完全に固定されています。
また、ご覧の通りXV1600はブラケットを共有されていますが、ハーレーのマフラーそれぞれ独立して固定する作りになっています。
マウントしたイメージがこんな感じww
従って、今回は以下の画像の通りに加工を行いました。
赤い図が、FLSTCマフラーをXV1600にマウントするためのステーです。変換ステーの制作を考えたのですが、スペース的に強度を保ったステーを作成するのが若干難しそうだったのと、溶接の工程が爆増するので諦めましたw
実際の取り付け部位
これの完成図が同じ画像ですが再掲載です。
それぞれの取り付け具合は以下の通りです。
パンチアウト加工と触媒撤去
さて音量小さい問題に関して、普通にパンチアウト加工を行う分には、延長ドリルとインパクトドライバーであっさりできます。
それに関してはこちらを参考にしてください!
北米マフラーとか、スポーツスターのマフラーならこれで良いですが、日本純正マフラーかつ、触媒付きだとそうは いきません。ってことで、見出し回収していきます。
触媒撤去
ドライバでこじっても全然撤去出来ないので、切り出して撤去することにしました。
あとはシンプルに溶接して閉じます。ただ切った分をグルっと一周して閉じるだけです。
また、マフラー連結部を結ぶのパイプも溶接で埋めるだけです。
パンチアウト加工
日本純正マフラーは北米マフラーと比較するとパイプ径が細いです。従って音量がどうしても大きくはできません。
また、2009年式 FLSTCのマフラーは遮蔽板が3枚あるので、加工のハードルがマジで高いです。
ちなみに今回はドリルで穴あけしても、音量がどうしても小さかったので、内径に入るパイプを突っ込んでハンマーで遮蔽板を破壊しました。
赤丸の部分が溶接されている部分なので、叩きまくれば溶接が剥がれます。これでパンチアウト加工は完了です!日本純正マフラーのハーレー乗りの方は、北米マフラーとか高額なマフラーを購入しなくても、これでYoutubeに掲載している音量に近づくかと思います。
実際の音量(Youtubeにて)
乗った感想 (車両全体のインプレ)
圧倒的歯切れが手に入りました!!!純正マフラーとは全然違います。上記の動画をご覧いただいても分かるかと思いますが、吹かしてから回転数が落ちるまでも遅めです。
ロングストロークエンジンとしての特性がしっかり活かされるマフラーになったことは、ここからも伝わりますね。883のドコドコ感が1600㏄に置き換わったぐらいの音質とドコドコ感でした。
今度は走行動画も撮影しますので、お楽しみに。
今回使った工具
パンチアウト加工を行う場合は超必須工具です。
こちらもパンチアウト加工を行う場合は超必須工具です。段階ごとに穴あけを拡大するステップドリルです。
もう私のブログではレギュラー工具ですw 一家に一台は必要な工具ですよねー。
皆さん持ってるかもしれないですが、切断工具です。今やバッテリー式もすっかりお手頃価格で購入できるようになっています。
穴空けしたり、切り刻んだら必要になるでしょう。こちらは10,000円代の交流溶接機と比較すると圧倒的な溶接力があります!!100Vでも5㎜の板であれば、ブレーカー落ちるかどうかの瀬戸際で溶かし込みが可能です。
まとめ
XV1600のマフラーには悩まされましたが、ようやくここで一段落です。あとはキャブレターのセッティングを取れれば完璧です。クリップ位置が問題なのかなと思うのですが、面倒でしばらくはこのまま乗るかな。。。
真似する方は是非ご参考にしてください。ちなみに、差し込みパイプ径が合わないので、そこも加工する必要がありましたw