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スカイライン GTRと言えば、s私が観測した中で、2020年~2021年の間で登録者数が2万人ぐらいは伸びていった記憶です。
トラスト企画では度々スカイランGTRは価格が高騰していると言っていたので、実際どれぐらい高騰しているのかヤフオクで相場を調査してみました。
目次
BNR34のウンチク (飛ばしてOK)
1999年1月8日 最終になる R34型 スカイラインGTRが”人に翼を”のもとに発売されました。名エンジンRB26DETTユニットが搭載されたR34 GTRはギャレットのセラミックタービンに変更され、低速トルクの改善とブーストアップで出力が向上されました。
R34は完全に洗練されたデザインで、誰がどうみてもカッコいい仕上がりです。ゴリゴリなエアロをまとっている車両は少ない印象です。
まぁその辺のこまい情報はあちこちに乗っているので、R32、R33に続いて私はR34の型式について語りたい。※ほぼR32相場情報、R33相場情報のコピペコピペですw
R34 スカイラインの型式は以下の種類があります。
- BNR34
- ENR34
- ER34
- HR34
皆さん、こんなラインアップあるのしってました?それぞれのアルファベットにはきちんと意味があります。
R
スカイラインシリーズに付与されるアルファベットです。R32のスカイラインも後世のR34にも付きますよね。(RPS13のRは知りまへん)
B
GTRのみに与えらる型式です。なのでスカイライン R33 GTRはBCNR33になります。Bはエンジンも必然的にRB26ですが、R32のオーテックバージョンは例外です。
N
4輪駆動の車両に与えられる型式です。例えば34ステージアもWGNC34は4駆モデルです。GTRシリーズは全てアテーサETSが搭載されるので、必ず型式にNが入ります。
H
RB20エンジンが搭載された車両に与えられる型式です。ローレルなんかはまさにHC33です。ハイキャス搭載グレードで、RB20搭載車両あれば、HCC33になります。
E
RB25エンジン搭載車両に与えられる型式です。私が乗っているR32スカイラインがこれです!!!ECR32なので、
E:RB25
C:ハイキャス搭載
R:スカイライン
32:32型
ということですね。R34だけ、Cのハイキャスが消滅しました。全てのモデル標準搭載してるっぽいので、その影響かと思います。
しょーもないうんちくを垂れ流してスッキリしたので、本題のヤフオク相場に入りましょう。
調査方法
今回の調査方法はオークファンという、ヤフオクやメルカリなどの中古フリマサイトの過去取引データを参照しているサービスです。
ここから2011年~2021年のデータを引っ張り出しています。また調査に当たり、以下のキーワードを使って調査しました。
- キーワード:BNR34 / R34 GTR
- 除外キーワード:不動者 / 部品 / 事故車 / 書類無/ ジャンク/ 仕様 (GTR仕様を避けるため)
- カテゴリー:自動車車体 / 新車・中古車
- データ数:41
データ取得後明らかにおかしい価格や重複は全てチェックして整形しています。
実際の相場表 10年分 2024年最新盤
平均金額 | 最大金額 | 中央値 | |
2011年 | ¥2,266,667 | ¥2,500,000 | ¥2,200,000 |
2012年 | ¥3,286,143 | ¥6,300,000 | ¥2,900,000 |
2013年 | ¥3,647,000 | ¥7,000,000 | ¥2,404,000 |
2014年 | ¥2,876,920 | ¥4,382,000 | ¥2,951,000 |
2015年 | ¥2,751,664 | ¥3,850,001 | ¥2,901,000 |
2016年 | ¥5,210,000 | ¥6,420,000 | ¥5,210,000 |
2017年 | ¥5,210,000 | ¥6,420,000 | ¥5,210,000 |
2018年 | ¥6,143,667 | ¥14,800,000 | ¥4,629,000 |
2019年 | ¥9,855,500 | ¥11,500,000 | ¥9,855,500 |
2020年 | ¥9,855,500 | ¥11,500,000 | ¥9,855,500 |
2021年 | ¥11,984,000 | ¥13,811,000 | ¥11,984,000 |
2022年 | ¥14,605,667 | ¥17,500,000 | ¥13,811,000 |
2023年 | ¥34,344,434 | ¥34,344,434 | ¥34,344,434 |
R34はR32、R33と比較して圧倒的人気があるのか、取引金額が圧倒的に高額です。そこまで古くないのも起因しているかもしれませんが、根強い人気の強さのほうが優先的かもしれません。最大金額は圧巻の1,000万円コースですからね。
さらに、2017年と2020年に関してはそもそも取引もありません。取引台数もR32>R33>R34という順番で数が少ないのですが、R34は圧倒的に数が少ないです。2023年には3,000万円の1台のみでした。
- R32 取引数 477台
- R33 取引数 129台
- R34 取引数 41台
R32、R33、R34と全て比較してみましょう。
もうスタートから異なりますw 圧倒的なBNR34 スカイライン GTR って感じですww
R32、R33は2020年から価格が高騰していますが、R34に関しては2018年から始まっています。
また、R34は1999年発売開始、最終型で2001年です。アメリカの25年ルールでは2024年に輸出解禁、2026年に全世代をカバーします。これはもう青天井な価格になりそうです。トラスト企画のみーくんが3000万円で取引された車両もあるとのことでしたので、跳ね上がるとか、高騰するとか、そういう次元では無さそうです。
まとめ
ということで、R34 GTRのヤフオク相場を調査してみました。R32、R33とは異なりまだ輸出解禁ではありません。しかし、2016年から急に価格が上がり、他のモデルとは異質な価格の上がり方をしています。このデータだけ見ても、R34は別次元の人気であり、別次元のモデルなのでしょうね。