アセットコルサのMODを完全徹底カスタム!エンジン特性やタイヤなどの改造データも一挙公開!! | 車/バイク/DIY/PCとか自作のSHOブログ

アセットコルサのMODを完全徹底カスタム!エンジン特性やタイヤなどの改造データも一挙公開!!

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※初めに:必要な項目だけ見ていかないととても長いですw

 

2022年からアセットコルサをはじめて、MODを導入しては改造していろいろデータを壊してはいろんな車体を調整してきましたw

触ったMOD改造のデータの数が膨大になってきたため、自分の備忘録として、アセットコルサで設定したMODファイル改造を書いていきたいと思います!

 

ちなみに、ハンコンはGAYAさんおすすめの最強コスパモデル、T300RSを使用しています。

 

目次

この記事で分かること

 

  1. ステアリング切れ角の変更
    • car.iniファイル
  2. エンジン特性の変更
    • engine.ini
      • レブリミッターの変更
      • アイドリング回転数の変更
      • フライホイールの軽さ変更
      • ブースト値変更 (ターボ車のみ)
    • power.lut
      • パワーバンドの変更
      • レブリミットを引き延ばす
  3. ミッション特性の変更
    • drivetrain.ini
      • ギア比変更
      • ギア数変更
      • クラッチ伝達力 (滑り防止)
  4. PIT画面での設定項目の調整
    • setup.ini
  5. サスペンション・グラフィック上の車高調整
    • suspensions.ini
      • グラフィック上の車高調整 (キャンバー変化有)
      • ホイールベース
      • タイヤのオフセット
      • 前後タワーバー
      • ロッド長
  6. タイヤのグリップ力の変更
    • tyres.ini

 

 

はじめに cartuner のインストール

まずはアセットコルサのcartunerをインストールしましょう。詳しくは突撃アセットコルサ (外部リンク) さんのブログで紹介されています。

または、KunosSDK(外部リンク) を使い、直接各ファイルに書き込む方法もあります。バックアップを取れば良いかもですが、こちらは手軽では無いので慣れてきたらにしましょう (慣れるとKunosSDKのほうがスピード感出ますw)

 

では早速行きましょう。

ステアリング切れ角の改造 car.ini

編集ファイルはcar.iniファイルです。

 

[CONTROLS] の項目にある STEER_LOCK=450 の数値を改造します。

数値を大きくするほど、ステアリング切れ角が増えます。ただし、数値を大きくし過ぎた場合、タイヤがひっくり返り、まともに走れなくなりますw

設定を変更したらトラックで試走し、ハンドルをフルに切って確認しましょう。

 

エンジン特性の改造 engine.ini

編集ファイルはengine.iniファイルです。

レブリミッターの改造 engine.ini

[ENGINE_DATA]の項目にある、 LIMITER=7500 の数値を変更します。

11,000回転まできっちり回したい時は LIMITER=11000 に書き換えます。エンジン回転数によるダメージ設定がある場合もありますので、注意してください。

その時は、engine.ini ファイルの下部に RPM_THRESHOLD=8900 とあるので、ここの数値を11500とか、少し上の回転数に書き換えます。

 

※LIMITERを書き換えても、それ以上回転数が上がらない時があります。その時はpower.lutファイルを書き換える必要があります。

 

また、LIMITER_HZ=65 の数値を変更すると、リミッターに当たった時の針の動きが変わります (伝われw) 数値を大きくするほど、ハイパワー車のリミッターのように細かいリミッターになります。

(HZ=65 ブーーーン、スパパパパン)

(HZ=30 ブーーーン、パンパンパンパン)

的なw

 

アイドリング回転数の改造 engine.ini

[ENGINE_DATA]の項目にある、MINIMUM=900 の数値を変更します。

あまりいじること無いですが、アイドリング回転数を変更したい時に、その回転数の数値を変更します。

 

フライホイールの軽さ改造 engine.ini

[COAST_REF]の項目にある、RPM=7000 の数値を変更します。

数値を小さくするほど、レスポンスが俊敏になり、数値を大きくするほどレスポンスが鈍感になります。

アセットコルサのMODで、やたらとレスポンスの高いエンジン (超軽量フライホイール) のMODで、アクセルコントロールが難しく乗り辛い車は、これを変更することで乗りやすくなります。

 

ブースト値改造 (ターボ車のみ) engine.ini

[TURBO_0] の項目にある2つの項目の数値を変更します。

 

例として、以下の場合はブーストが1.8までかかります。

MAX_BOOST=1.8

WASTEGATE=1.8

 

これもエンジン回転同様に、ターボブーストによるダメージ設定がある場合もありますので注意してください。

 

その時は、engine.ini ファイルの下部に TURBO_BOOST_THRESHOLD=1.0 とかあるので、ここの数値を1.9とか、少し上のブースト圧に書き換えます。

※パワーが上がるとクラッチが滑ることがあるので、クラッチの容量 (drivetrain.ini) でクラッチ容量を大きくしましょう。

 

パワーバンドの改造 power.lut

ここから、power.lut のファイルに切り替えます。

 

このファイルの改造が一番エンジン特性に関わります。

特にNAエンジンではこの数値を変更することで、大排気量エンジンを搭載したかのようなトルク型に改造することもできます。

回転数 | 数値 をセットで変更することでMODのエンジン特性を変更できます。もっと低回転のトルクを上げたいのであれば、1,000~2,500 回転辺りの数値を引き上げましょう。例とては以下の通りです。

デフォルト

0|100
500|100
1000|125
1500|140
2000|158
2500|170

変更後

0|100
500|110
1000|130
1500|145
2000|162
2500|175

回転数を小刻みにすることで、もっと細かくエンジン特性を変更できますが、疲れるのでほどほどにww

0|100
30|103
50|105
100|106
200|107
300|108

 

超高回転型にしてみたい時は、低回転の数値を抑えて高回転で数値を上げると急にパワーバンドに入るエンジンにできたり、いろんなフィーリングが試せます!

 

レブリミットの上限値引き延ばし power.lut

レブリミッターの改造で伝えた、LIMITER=7500 の数値を書き換えても、それ以上回転数が上がらなかった時の対処法です。

その対処法が power.lut ファイルの回転数を追加することです。

例えば以下のドノーマル AE86 があったとします。

このAE86に、LIMITER=11000 を与えても8,000 rpmまでしか回りません。

これを以下のような割振りにすることで、11,000rpmまで回すことができるようになります。

 

0|40
500|80
1000|95
1500|105
2000|114
2500|122
3000|128
3500|132
3750|138
4000|145
4500|158
5000|167
5500|175
6000|180
6500|188
7000|190
7500|193
8000|193
8500|193
9000|200
9500|208
10000210
11000|212
 

いろんなネットの記事漁ったけど、11,000回転までキッチリ回せなかった人は、この設定を見直してみてくださいw

 

ミッション特性の改造 drivetrain.ini

 

編集ファイルは drivetrain.ini です。

コースによっていろいろ変更できるようにアセットを作ることも可能なのではないかと思いますが、まだ未研究です。

 

ギア比改造 drivetrain.ini

以下の通り GEAR_1~6= の数値を変更します。

グランツーリスモなどやっていた方ならピンと来る設定画面ですね!

[GEARS]
COUNT=6
GEAR_R=-1.902
GEAR_1=3.251
GEAR_2=1.955
GEAR_3=1.310
GEAR_4=1.0
GEAR_5=0.753
GEAR_6=0.621
FINAL=4.3

 

これ分かった人は凄いですが、JZX100のR154 ミッションのギア比を模倣していますw

goo net に掲載されいるのを参考に、6速目はテキトーに入れました。

 

ギア数改造 drivetrain.ini

6速にしたい人は以下の数値をそのままコピペして保存すると、すぐに6速になります!

[GEARS]
COUNT=6
GEAR_R=-1.902
GEAR_1=3.251
GEAR_2=1.955
GEAR_3=1.310
GEAR_4=1.0
GEAR_5=0.753
GEAR_6=0.621
FINAL=4.3

 

私もまだ理解していないのですが、5速マニュアル車に、COUNT=6 にして、GEAR_6=数値 と入れても、変わらないです。

ただし、コピペするとちゃんと反映されるため、このブログを読んで設定した方はコピペしましょうw

 

クラッチ伝達力 (滑り防止) drivetrain.ini

[CLUTCH]の項目にある MAX_TORQUE=300 の数値を変更します。

いろいろ検証した結果、数値は1200ぐらいであれば、相当なハイパワー車でもまずクラッチが滑ることはありません。

ここの数値を上げ過ぎると、エンジン回転が小刻みになるバグが発生します。

 

重要 サスペンション改造に必要なPIT画面の設定項目を改造 setup.ini

次のサスペンション調整に影響があるため、サスペンションの調整を大掛かりに行う場合は必ず設定しましょう。

一例ですが前提として、PITの設定項目に[ROD_LENGTH_LF][ROD_LENGTH_RF] の設定項目が無かった場合、setup.iniファイルに以下を追加すると設定項目として出すことができます。

/////////////////////////////////////////////////////
;SUSPENSION
/////////////////////////////////////////////////////
[ROD_LENGTH_LF]
SHOW_CLICKS=0
TAB=SUSPENSIONS
NAME=Height LF
MIN=0
MAX=3000
STEP=50
POS_X=0
POS_Y=2
HELP=HELP_LF_RODLENGTH
 
[ROD_LENGTH_RF]
SHOW_CLICKS=0
TAB=SUSPENSIONS
NAME=Height LF
MIN=0
MAX=3000
STEP=50
POS_X=0
POS_Y=2
HELP=HELP_LF_RODLENGTH

 

では、本題のsetup.ini ファイルを調整します。サンプルはGoogleドキュメントにありますのでご参考に。ちゃんと追加してあげると、PIT画面でこんなに調整ができるようになります。

 

[ROD_LENGTH_LF] を参考に解説していきます。

[ROD_LENGTH_LF]
SHOW_CLICKS=0
TAB=SUSPENSIONS
NAME=Height LF
MIN=0
MAX=3000
STEP=50
POS_X=0
POS_Y=2
HELP=HELP_LF_RODLENGTH

 

次の章にある、 suspensions.ini で ROD_LENGTH=0.04 と弄ったとします。

この時、setup.ini の上記 [ROD_LENGTH_LF] の MAX=3000 だったとします。

この場合、実際のレースでの ROD_LENGTHは4000 (400だったかな…) になります。

 

もちろん、左右合わせないといけませんので、[ROD_LENGTH_LF]と[ROD_LENGTH_RF]は、同じ値でセットしましょう。

この原則は、TOE_OUT、SPRING_RATE、STATIC_CAMBER などすべて共通です。

 

サスペンション・グラフィック上の車高改造 suspensions.ini

 

編集ファイルはsuspensions.iniファイルです。

サスペンションの設定はアセットコルサの中でも膨大なので、とりあえずサスペンションのサンプルコードをこちらに置いてあります。ご参考にどうぞw

このHCR32 スカイラインのMOD においては、setup.iniファイルsuspensions.iniファイルをコピペするとこんな見た目になります。

 

グラフィック上の車高改造 (キャンバー変化有) suspensions.ini

BASEY=-0.165 の数値を変更します。数値を上げるほど車高が上がりますので、数値変更 => コースへ入場を繰り返して理想の車高を調整しましょう。

全長式車高調の、全長部分の調整と同義です!

 

ホイールベース suspensions.ini

WHEELBASE=2.57 の数値を変更します。こちらは文字通りホイールベースなのですが、CG_LOCATION=0.545 の数値とセットで変更しないと、以下の通り車体とタイヤの位置がとんでもない位置にズレますww

そもそも、大きな数値変更をしたところで、この項目は車体の外観が崩れるので基本的には触らないです。

 

タイヤのオフセット suspensions.ini

TRACK=1.66 の数値を変更します。数値を大きくするほど、タイヤのオフセットは外側にでます。

 

前後タワーバー suspensions.ini

[ARB]
FRONT=20500
REAR=10500

の数値を変更します。

PIT画面での設定項目調整 (setup.ini) を参考に最大値と最小値を調整しましょう。

 

ロッド長 suspensions.ini

ROD_LENGTH=0.02の数値を変更します。

PIT画面での設定項目の調整 (setup.ini) を参考に最大値と最小値を調整しましょう。

 

トー suspensions.ini

TOE_OUT=0.00010 の数値を変更します。

PIT画面での設定項目の調整 (setup.ini) を参考に最大値と最小値を調整しましょう。

 

キャンバー suspensions.ini

STATIC_CAMBER=-5.0 の数値を変更します。

PIT画面での設定項目の調整 (setup.ini) を参考に最大値と最小値を調整しましょう。

 

スプリングレート suspensions.ini

SPRING_RATE=50000 の数値を変更します。

PIT画面での設定項目の調整 (setup.ini) を参考に最大値と最小値を調整しましょう。

 

タイヤのグリップ力の改造 tyres.ini

編集ファイルは tyres.ini ファイルです。

 

至ってシンプルですが、タイヤのグリップ力変更は、以下の数値を上げるだけです。

DX_REF=1.550
DY_REF=1.523

この数値を上げれば上げるほど、グリップ力が増えます。また、ドリフトでタイヤがバーストする場合は、他のMODからバーストしないタイヤをコピペするだけで解決しますw

また、以下のサンプルコードをコピペするだけで、2セットのタイヤを保持することができます。

1セット目がNAME=CG STREETS、2セット目が ; HI STREETS 以降です。細かい仕組みは分かりませんw

 

まとめ

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以上、アセットコルサのMOD 改造をまとめました!

かなりの量あるので、自分の好きな項目を見ながら、行ったり来たりして見てみてくださいw

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