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スカイライン GTRと言えば、トラスト企画 (のような気がする) ですよね。私が観測した中で、2020年~2021年の間で登録者数が2万人ぐらいは伸びていった記憶です。
トラスト企画では度々スカイランGTRは価格が高騰していると言っていたので、実際どれぐらい高騰しているのかヤフオクで相場を調査してみました。
目次
BNR32のウンチク (飛ばしてOK)
1989年5月22日 8代目 R32型 スカイラインGTRが発表され、同年8月21日に発売が開始されました。そして名エンジンとして名高いRB26DETTユニットを搭載されました。あのボディサイズに2600㏄ DOHC ツインターボは怪物ですよねww
まぁその辺のこまい情報はあちこちに乗っているので、私は型式について語りたい。
R32 スカイラインの型式は以下の種類があります。
- BNR32
- HNR32
- HCR32
- HR32
- FR32
- ECR32
皆さん、こんなラインアップあるのしってました?それぞれのアルファベットにはきちんと意味があります。
R
スカイラインシリーズに付与されるアルファベットです。後世のスカイラインも全てR33、R34が付きますよね。(RPS13のRは知りまへん)
B
GTRのみに与えらる型式です。なのでスカイライン R32 GTRはBNR32になります。Bはエンジンも必然的にRB26ですが、オーテックバージョンは例外です。
N
4輪駆動の車両に与えられる型式です。例えば34ステージアもWGNC34は4駆モデルです。GTRシリーズは全てアテーサETSが搭載されるので、必ず型式にNが入ります。
C
ハイキャス搭載車両に与えられる型式です。HR32やFR32はハイキャスが無い車両ということです。
H
RB20エンジンが搭載された車両に与えられる型式です。ローレルなんかはまさにHC33です。ハイキャス搭載グレードで、RB20搭載車両あれば、HCC33になります。
F
CAエンジン搭載車両に与えられる型式です。シルビアにFS13なんて型式は無いので、R32のスカイラインだけかな?
E
RB25エンジン搭載車両に与えられる型式です。私が乗っているR32スカイラインがこれです!!!ECR32なので、
E:RB25
C:ハイキャス搭載
R:スカイライン
32:32型
ということですね。しょーもないうんちくを垂れ流してスッキリしたので、本題のヤフオク相場に入りましょう。
調査方法
今回の調査方法はオークファンという、ヤフオクやメルカリなどの中古フリマサイトの過去取引データを参照しているサービスです。
ここから2011年~2021年のデータを引っ張り出しています。また調査に当たり、以下のキーワードを使って調査しました。
- キーワード:BNR32 / R32 GTR
- 除外キーワード:不動者 / 部品 / 事故車 / 書類無/ ジャンク/ 仕様 (GTR仕様を避けるため)
- カテゴリー:自動車車体 / 新車・中古車
- データ数:488
データ取得後明らかにおかしい価格や重複は全てチェックして整形しています。
実際の相場表 10年分
平均金額 | 最大金額 | 中央値 | |
2011年 | ¥450,121 | ¥1,380,000 | ¥410,000 |
2012年 | ¥427,116 | ¥1,391,000 | ¥356,000 |
2013年 | ¥636,846 | ¥2,000,000 | ¥500,000 |
2014年 | ¥627,856 | ¥1,700,000 | ¥551,001 |
2015年 | ¥1,030,055 | ¥3,801,000 | ¥901,000 |
2016年 | ¥1,234,270 | ¥3,480,000 | ¥1,163,500 |
2017年 | ¥1,481,345 | ¥2,301,000 | ¥1,500,000 |
2018年 | ¥1,752,417 | ¥2,834,000 | ¥1,779,000 |
2019年 | ¥2,124,324 | ¥5,200,000 | ¥2,059,000 |
2020年 | ¥2,058,037 | ¥4,000,000 | ¥2,196,000 |
2021年 | ¥4,481,076 | ¥7,700,000 | ¥4,352,000 |
2022年 | ¥4,780,923 | ¥7,601,000 | ¥4,501,000 |
2023年 | ¥3,975,800 | ¥7,000,000 | ¥4,059,000 |
まぁ平均値も中央値もそんなにブレはないですね。コロナが蔓延してからは以前から人気のある車、バイクは相場が跳ね上がっている傾向があるように思います。しかしこうやってデータを見るとその肌感は間違い無さそうです。
また、R32は1989年発売開始、最終型で1994年です。アメリカの25年ルールは2019年でR32の全年代をカバーしていることになります。1989年式の輸出スタートが2014年なので、それはグラフを見ての通り、2014年からじわじわと価格が上がっています。
2022年の後半からだいぶ価格も下がり基調で、2023年も1年間そのまま下落し続けました。
まとめ
ということで、内容激薄いですが、R32 GTRのヤフオク相場を調査してみました。理論通り、2014年からアメリカの25年ルール適用でしっかり価格が上がっていますが、2020年からの急高騰は半端じゃないです。
いわゆる”おうち時間”にぴったりなのが車だったということなのか。25年ルールが全て解禁されたのが2019年だったからなのか。ちょっと読みづらいところです。
以上w