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目次
はじめに:この記事を伝えたい人
スマホの通信料金が高いと感じているけど、大手キャリア (ドコモ、AU、ソフトバンク) と”何が”、”どう違うのか分からない”という人向に伝えたいです。
私は通信を取り扱う商社に努めていたこともあり、この辺はかなり勉強しました。簡潔に分り易く図解で解説してますので、ぜひ参考にして月の通信料を安くしましょう。
大手3キャリアと通信の特徴
皆さんご存知の通り、NTT Docomo、KDDI (au) 、SoftBankは大手3キャリア(一旦楽天は除く) と呼ばれます。彼が通信基地局を建てない限り、我々は今のような形でスマホでインターネットが出来ません。
大手キャリアの通信の特徴は、何といってもその通信スピード = 通信品質です。特に通勤、お昼時、退勤のラッシュ時には安定した通信品質が提供されます。これはMVNOには提供出来ません。
ただし、価格が高いのは大きなデメリットであり、2019年にも総務省からお達しが出たぐらいですね。
MVNO (格安SIM) と通信の特徴
MVNOとは、いわゆる格安SIMのことではあり、ここ3~4年で注文くされ始めました。しかし、実は2001年に初めてMVNOサービスが確立しました。大手キャリアとは違った、安いサービスが特徴的ですよね。
MVNOの通信品質とその仕組み
MVNOの通信の特徴は、その価格の安さです。月々のスマホ使用料が1,000~ぐらいで使用可能なのはMVNOの特徴の象徴でしょう。
一方、通信品質には懸念が残ります。それは以下の仕組みからよるものです。
この画像の通り、MVNOの通信は大手キャリアが提供する一部の通信回線を借りている形のため、”特に混雑時間帯”の通信速度は顕著に遅くなります。
直感的に理解するには以下の画像が分かりやすいかと思います。
特に※下りで幾分差が出るのと、皆さんが一番通信したい、通勤、昼休み、退勤時間が顕著に通信スピードが下がります。
※下り : 見たい記事や動画をダウンロードしてスマホのアプリ (Youtube やGoogleなど)
一見した通りで、混雑時間帯の通信容量は、大手キャリアに分があります。この大きい矢印からは通信がはみ出すことは出来ないので、どうなるか。
そう順番待ちになります。つまり、通信が繋がり辛くなるということです。
それぞれの通信品質
通信品質については以下グラフの通りです。
おすすめするならどっち
個人的にはコスト的な観点のみで、MVNOの一択です。しかし、上述した通りで、通勤時間帯などで安定して通信を望む場合は大手キャリアの一択です。基本的な判断軸はこの2択でしかありません。
万が一使いたいスマホが大手キャリアしか無い、ということであれば、以前のこちらの記事を参考にしてください。
これで皆さんの選択肢が広くなると幸いです。